投稿者:プラスミド 追加日:2021/10/01
一人目の女性の久しぶりのセックス(それも2人の男優さんによるアブノーマルな)で、呆けたような表情が印象的で、抜けるタイトルでした。2人目の女性は、他の人のレビューやナベさんの解説にもあるように「エロビデオ」ではなく、現実の世界で性の発現ができなかった女性、いや、むしろ進んで物語の世界に留まることを選んだのでしょうか、そういう女性の現実との折り合いを付けようとするドキュメンタリー。懐かしいタイトルですが、今、この女性、幸せに暮らしておられると良いです。
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投稿者:利樹 追加日:2018/09/12
今後、これ以上のドキュメンタリーを見ることはありえないでしょう。
インターネット上では「飛影はそんなこと言わない」というセリフだけが一人歩きしており、私自身も興味本位でこの作品を鑑賞しました。
ところが、見終わった後の私の目には自然と涙が浮かんでいました。
28才・処女の背景から伺える人生、彼女が守りたいもの、
全てが愛おしく、それは単なるAVの域を逸脱していました。
この事実を作品にしようと真剣に取り組んで頂いた当時の制作陣の皆さんに感謝の意を
伝えたいです。
大便モレ太郎さんの仰る通り、様々な感情が湧き上がる素晴らしい作品であり、
この作品がネタとして扱われていることが、悔しくてなりません。
少しでもたくさんの人の目に触れて欲しいです。
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投稿者:大便モレ太郎 追加日:2015/06/25
はっきり言って、おすすめです。
じっさいに映像を見たらわかりますが、ヤラセではないと思わせる何かがこの作品にはあります。
自分は、本編後半の28才処女をみて、こんなにも心をえぐる映像はないと思いました。悲しいやら、笑えるやら。心にしこりが残る映像は、世の中にそうそうあるものではありません。
AVとしての実用性はないです。そうとうなインテリでないと、このうまく編集された作品が世に出ることはなかったでしょう。
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伝説の一本
某動画サイト等でも一時期話題となった「幽○白書」の世界を生きる28歳処女OLとの奮闘の様子が後半に収録されています。漫画の男性キャラクター同士が結ばれる同人誌に心酔し、飛影というキャラクターと結ばれることを願う女性に四苦八苦・・・。男優が「飛影」、自らが「蔵馬」という妄想の世界に浸り、意味不明なキャラクター名や用語を口走る姿は非常に不気味(「腐女子」という言葉もなく、二次創作やボーイズラブというような概念が一般的でなかった当時は今よりさらに衝撃的だったことでしょう・・・)。名優市原克也も匙を投げる始末・・・。■原作漫画まで研究し「飛影」を演じるために悪戦苦闘する男優、スタッフ、監督達の姿はもはやエッチなビデオというよりドキュメント。漫画の世界を生きる女性の怖さと、それ故に誰にも受け入れられない悲しさをあまりに生々しく描いた異色の作品です。プレミアが付いてるであろうVHSを入手するよりも、お手軽&高画質&お安く見れますので、怖いもの見たさでご覧ください~。